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【PC】Ryzen7 5800X3Dを買ってきてX370に付けてみた。【ベンチマーク編】 -2022.07.10-


【PC】Ryzen7 5800X3Dを買ってきてX370に付けてみた。【ベンチマーク編】 -2022.07.10-_b0002644_16121029.png






さて入れ換えた部品は


【PC構成】
①M/B  MSI X370 GAMING PRO CARBON
            ↓
      MSI B550 TOMAHAWK
②CPU   Ryzen 7 1800X 3.6GHz(GAME BOOST @3.8GHz)
            ↓
      Ryzen7 5800X3D 3.4GHz(L3 chach96MB)
③メモリ  SANMAX SMD4-U16G48M-24R-D(DDR4-2400 8GB×2枚、1ランク品)
            ↓
      CFD Panram W4U3200PS-16G×2枚(合計32GB)
④CPUクーラー 簡易水冷 CORSAIR iCUE H115i RGB PRO XT
⑤VGA   Radeon RX5700XT(リファレンス SAPPHIRE製)
⑥SSD   SAMSUNG MVNe SSD 980 PRO M.2 MZ-V8P1T0B/IT
      SAMSUNG MVNe SSD 960 EVO M.2 MZ-V6E250B/IT
⑦HDD   WESTENDIGITAL  WD20EZRX 2TB 
      WESTENDIGITAL  WD20EZRX 8TB
⑧BD    HL-DT-ST BH14NS48 SATAモデル
⑨電源   RM 750x CORSAIR
⑩OS    Windows10 Pro SP1 64bit バージョン20H2
⑪ケース  CORSAIR Air540


OSはWindows10です。
今回X370からB550に変わったんだけど、一番問題だったのはUSBが思いっきり減ってしまったこと。最終的にはカード追加しちゃいました。足りないんだもん。ま、それは書かなくていいかーということで上には書いてません。
あと2.5GのLANがついてましたが、そもそも光がそんなに早くない。てかその速度いらんだろww
てことでM/Bはちょっと残念でした。

今回グラボは変更してませんが、これであのキャッシュも使えるので、次の7000番台で入れ換えてもいいかもですね。


ではベンチマークいってみましょう。


[1]FFⅩⅣ エンドウォーカー 暁月の終焉
これだけは事前に撮っていたので比較を
①1800X
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②5800X3D
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CPUとメモリ(マザボとSSDもだが)を交換しただけで7000スコアも伸びるとはすごすぎ!
てか正直、これでベンチ終わってもいいくらいほかはたいしたこたーないwww
要するにCPU負荷が高いゲームではものすごい威力だと思っていただけると。
なので、オンゲとかに威力出そうですね。

[2]FFⅩⅤ
 
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以前の1800のスコアは11036でした。少し伸びますね。


[3]CHINEBENCH
①R23
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マルチコア:8489→14423
シングルコア:964→1473
まあこれは5000シリーズに変更したということですな。
結構違いますね。

②R15
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CPU  :1603cb→2442cb
これなら5700Xに変えるのもほんといいかもです。


[3]3DMark
①Time spy
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8802→9490
思ったより上がってますね。

②Fire stlike
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20386→24329
いつも思うけど、アーキテクチャ変えるとOCとかがばかばかしくなるくらい変わるよね。
今回はグラボ変えてないのにですから。

③Night Raid
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38807→54787
グラフィックレベルが下がるほど効果でるというのが出てますね。


全体的にCPUのクロックがほぼ4.45GHzに張りついているのがすごい。(確かマルチコア時は4.2GHzだったはず)正直、ちょっと負荷かかっただけで、CPUクーラーのファンがうるさくなったのに、ここまで出ているならこのクーラーでも全然問題ないってことですかね。ちょっとうるさいけど。


[4]CPU-Z
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下のグラフが1800です。
このベンチ簡単に比較できていいですね。
ちなみにメモリはネイティブにこだわって選定しています。(DDR4-3200のね)


[5]Cystal disk bench
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SEQ1M Q8T1のリード:3914→6828
       ライト:1457→4935
早い!早すぎる!!
て、でも感覚的にはちょっと早くなった・・・のか。程度。
ノートに比較するとあまり速さは感じないのがデスクトップですかね。残念!


[6]Pass Mark
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PassMark:5353.2→7840.7
CPU MARK:15778→29138
大体伸びてますが、やっぱ不動小数点演算の伸びがすごい。
FlotingPoint:16435→51689

Physicsのスコアを見てみたところ、他のCPUよりダントツだったので、このあたりがキャッシュ96MBの効果なのかもしれません。physicsって物理演算なのかな?
ワールドワイドで見ても最速をぶっちぎってる。



[7]Shadow of the TombRader
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平均フレームレート 72→78
このように普通のパケゲームだとほとんど変わらないんだよね。CPU使ってないから。


[8]FORZA HORIZNE 4
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131FPS→141FPS
このゲームはFPSよりこのグラフですよ。前はばんばん落ち込むことがあったんだけど、全くもって落ちてない。このあたりがX3Dの良さかもしれないですね。つまり最小FPSを底上げしてくれるかもしれないです。


[9]銀河英雄伝説ベンチ
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古くてほとんど変わってないですね。
これはもういいかな。

[10]PSO2NGS
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比較する前のデータがないのでわからないです。
久しぶりにPSOやりたくなってきたなー。
NGS面白いんかなー。
でもあまり盛り上がってない(聞こえてこない)ので変わってないんかな。


というわけでした。
ほぼ95%セットアップ完了しました。
PT3がどーーーーーーしても動かないので、どうするか。
最近はアニメもYoutubeを見てることが増えたしなあ。今放送しているアニメ面白くないんだよね。
ま、ゆっくりやりますよ。
一度セットアップ中にEdgeでとあるページ見に行ってブラクラに会ってるので、慎重にならざるをおえない。まあEdgeなんて使うから悪いんだけど、セットアップ中だったし、アニメの録画があったんで。(もうあきらめてる)

あ、この構成もちろんWindows11 OKでした。
しないけどなw


肝心のSniperELETE5はちょっとやってみたけど、嘘みたいにスルスル動いてました。
これがパッチによるものなのか、CPUによるものなのか定かではありませんが。
ま、でも終わっちゃったけど当初の目標はクリアかな。
これでしばらくはやってく予定です。
次はモニタとグラボかな。お金なくなっちゃからなあ。(結局12万も突っ込んでしまった)

Commented by LGA774 at 2025-06-06 19:19
本当に、異次元というレベルでインフレして逝きますね、最近の CPU は。
個人的には、Core i シリーズには幾つか超えられない壁が有って、その先はそれ迄と段違いのスペックになって逝ってます。

第 2 世代 Core i シリーズ(Sandy Bridge)
第 8 世代 Core i シリーズ(Coffee Lake・Whiskey Lake・Cannon Lake)
第 12 世代 Core i シリーズ(Alder Lake)

と言っても、Coffee Lake の時は Zen の衝撃と Cannon Lake の惨状の二重苦で急遽 Kaby Lake を強引に多コア化して対応した結果ですし、これをきっかけに PC でもマルチコア戦争が勃発しましたからねぇ。
一方の Alder Lake はかなり優秀で、新プロセスとアーキテクチャの大刷新でシングル・マルチ・ワッパ・コスパ共にそれ迄とは見違えました。ハイエンドで問題視された爆熱も、節度有る設定なら Comet Lake・Rocket Lake より大人しいです。

逆に Ryzen シリーズは Core i と比べても着実に進歩していて(Zen+ や Zen3+ 以外は)大体毎世代超えられない壁が有る感じですが、Zen4 では Alder Lake を見て慌ててかなり無理に高クロック化を行った事でワッパが結構悪化してます。
後 Zen4 では新プラットフォームの導入と DDR5 への移行でコスパがすっごく悪化しちゃいましたしね。

(文字数限界につき続く)
Commented by LGA774 at 2025-06-06 19:21
(続き)

うちの環境もどの程度の物なのか気になって計測してみました。
まずは CPU-Z

Core i5-13500
Single:776.3
Multi:8418.3
Multi Thread Ratio:10.84

Mobility Ryzen 5 PRO 5675U
Single:516.1
Multi:2917.8
Multi Thread Ratio:5.65

Mobile Core i5-4300U
Single:199.0
Multi:517.9
Multi Thread Ratio:2.60

Raptor Lake や Zen3 はマルチは当然としても、シングルもかなり伸びました。
Mobility Ryzen 5 PRO 5675U はモバイル用なのに、先代メイン PC の Core i7-8700 にシングル性能では勝ってます。
ちなみにマルチ 10000 点台は Raptor Lake の Core i5 上位製品をリミッターカットでしばくと可能らしいです。
後は Zen2 以降の Ryzen 9 とか。

後 PassMark の CPU Mark

Core i5-13500
CPU Mark:29268
Integer:108194
Floting Point:81521
Physics:1299
Single Threaded:2134

Mobility Ryzen 5 PRO 5675U
CPU Mark:12484
Integer:50143
Floting Point:27088
Physics:619
Single Threaded:2611

Mobile Core i5-4300U
CPU Mark:1603
Integer:5709
Floting Point:2934
Physics:156
Single Threaded:1017

なにこれありえん(笑)

(さらに続く)
Commented by LGA774 at 2025-06-06 19:22
(続き)

ちなみに、CPU-Z には、ハイブリッドアーキテクチャ CPU 限定と思われますが、P-Core のみ・E-Core のみのベンチマークも出来る様で、こちらも測ってみました。

Core i5-13500(P-Cores)
Single:776.6
Multi:5671.8
Multi Thread Ratio:7.30

Core i5-13500(E-Cores)
Single:385.8
Multi:3090.9
Multi Thread Ratio:8.01

Alder Lake・Raptor Lake の E-Core って、Atom 系アーキテクチャの発展形らしいんですけど、Skylake に匹敵するシングル性能らしいんですね。
眉唾な話ではありますが、隔世の感すらあります。

それと、PT3 ですけど、Resizable BAR が有効になってませんか?
Resizable BAR と PT3 は相性が悪いらしく、基本的には無効化が推奨らしいです。
Intel Arc は Resizable BAR が無効だと性能がガタ落ちなので、併用出来ないものと思った方が良さそうです。
逆に言えば、現状それ以外のグラボでは Resizable BAR の効果は限定的な様で、あまり使う意味は無いかなと。
Commented by dot3pso at 2025-06-06 21:09
>LGA774さま
段々と記事に追いついてきましたねw
ま、実は今は元に戻してますが、5800X3Dは夏が鬼門でしてもうすぐTDPを落とす設定にするかと思います。
季節によって設定を変えるとかww 9800X3Dがうらやましいです。
EコアもPコアも元々クロックをアップしてIPCを稼ぎだす設計だそうで、ターボを無効にするとかなりしおしおらしいです。なのでPコアったらやたらターボかけてますもんね。でもアルダーレイクは良いCPUですよね。
らぷたんはあの事件以来・・・
次のアーキがちょっと期待してます。
インテルが調子に乗れば価格競争も激化するかと思いますよ。
でもまあ6、7万くらいまでだなーだせるのは。(とかいいつつ12万もするグラボ買っちゃったしな)
Commented by dot3pso at 2025-06-06 21:12
>LGA774さま
PT3ね、グラボ5700XTの時から(というかWindows11にしてから)調子悪いんですよ。5700XTはResizable BARなかったし、今の9070で特に変わってないので自分の場合はResizable BAR関係ないのかもです。まあResizable BARはやっぱりあった方がいいではないかと思ってます。(比較はしてません)
CPU-ZのPコアとEコアの比較面白いですね。やっぱり、間違ってEコアで動いちゃう古いゲームとかありそうなので全部Pコアのやつ出してほしいと切に思います。Pコア12とかいいと思うんだけどなあ。
Commented by LGA774 at 2025-06-07 16:23
おっと、Raptor Lake については補足が必要ですね。
Raptor Lake は、アーキテクチャそのものは L2 キャッシュと DDR5 のメモリコントローラーが違う位で後は Alder Lake と同等らしいのですが、製造プロセスが同じ Intel 7 でも Raptor Lake の物は Alder Lake から改良しているそうで(この改良型を Intel 7 Ultra と呼称)、これによって Raptor Lake は高クロックで回るようになったそうですが、どうもこれが例の Vmin Shift 問題に関わっているのでは無いかと個人的には見ています。

基本的に第 13・14 世代のデスクトップ向けの場合、Core i7 以上の全モデルと Core i5 の K 付きモデルは全量が Intel 7 Ultra で製造された B0 stepping 品でこの問題を受けるとされているのに対し、Core i3 から下の製品に使われている H0 stepping 品は実態が Alder Lake Refresh と呼ぶべき第 12 世代のリネーム品で、こちらは Intel 7 で製造されているそうです。
厄介なのがデスクトップ向け Core i5 の K 付きモデル以外とゲーミングノート向け Core i7/i5 の HX 付きモデルで、これらは Intel 7 で製造された Alder Lake Refresh の C0 stepping 品と、仕様は Alder Lake 相当ながら Intel 7 Ultra で製造された、Raptor Lake もどきというべき B0 stepping 品が混在しているとされていて、これが問題視されています。

ちなみにうちの Core i5-13500 は C0 stepping です。CPU に起因するトラブルは現状出ていませんし、Core i7-8700 から移る分には Alder Lake Refresh で十分です。

(文字数限界につき続く)
Commented by LGA774 at 2025-06-07 18:32
(続き)

それと、P-Core のみで 12 コアなんですけど、許容出来るダイサイズの上限が大きいエンスー向けの Core X が事実上終了してしまった今、現行のアーキテクチャで P-Core 10 個以上は、更に微細化が進んでからでないと厳しいと思いますよ。
実際 Rocket Lake ではアーキテクチャの刷新によるシングル性能の強化の代償として、それをプロセスの微細化・最適化をせずに実装した結果(本来 10nm プロセスを前提とした Ice Lake のアーキテクチャを無理矢理 14nm にバックポートしたもの)、ダイサイズの壁にぶつかってマルチスレッド性能が Skylake の流れを汲む前世代の Comet Lake に負けてしまっていましたし。
おまけに言い訳出来ない位爆熱でしたし。(Comet Lake もですけど)
Rocket Lake で直面した問題を踏まえての Alder Lake だった訳で、それであればメニーコアのうま味を如何にしてより多くの人がなるべく無理無く無駄無く享受出来る形にするかについて模索する過程で出てきたのが Lakefield(Ice Lake+Tremont)でお試ししたハイブリッドアーキテクチャの本格採用で、その結果としてメニーコア CPU の裾野を広げて更なる価格破壊を達成した事も含めて画期的だったと思います。

後は PT3 ですけど、比較的最近のマザーボードであれば AM4 でも Resizable BAR の項目が有る筈で、デフォルトで有効になっている場合も多い様です。
MSI の製品であれば、BIOS の Settings/Advanced/PCI Subsystem Settings 以下に Re-Size BAR Support と云うのが有って、デフォルトでは Enabled になっている筈です。
Commented by dot3pso at 2025-06-07 21:47
>LGA774さま
うおよく調べてますね。なるほど。らぷたんはステッピングで分けろ!ってことですね。ブルプロやってる時もお友達が約2名ほど撃沈してまして、ああなるほどとか思ってました。一人は交換してもらったらしいけど、もう一人は買い換えたのかな。かわいそうですよほんと。
今は組み込み業界でも次のCPU何にするというのが問題になっていて、コンピューテックスで話題になっていたPanther Lakeがいいようだとおっしゃってました。皆さん期待してます。
今度出たVAIOのCPUもらぷたんでしたが、あれもよさげですね。

PT3はハードの動作には問題なく、Egptimerが手動じゃないと起動しないといったのが今の問題です。リアライズバーとどっちを取るかというと、まあ手動で起動すれば問題ないので。次PCを買い換える場合はもうやめようかなとか思っております。(トルネかなあ・・・)
Commented by LGA774 at 2025-06-14 00:37
Panther Lake、確かに評判は良好ですね。

問題はその Panther Lake、来年早々に登場との話ですけど、現状ではデスクトップ向けには降りて来ない様なふいんきなんですよね。
デスクトップ向けの LGA1851 には Arrow Lake Refresh と呼ばれる物が現行の Core Ultra series 2 の上位モデルと言う形で出るのみで(ゲーミングノート向けもらしい)、series 3=Panther Lake は series 1=Meteor Lake に続いてモバイル専用になる気配がして来ました。そして LGA1851 はこの Arrow Lake Refresh で打ち止めで、再来年の series 4=Nova Lake ではソケットが LGA1954 に代替わりするそうです。
LGA1851 はただでさえ現行の Arrow Lake が色々と期待外れな機能と性能で、Zen5 にも押されっぱなしなのに、この先のテコ入れも期待出来そうに無いとなると、AMD にとっては(予定通りに出せれば)ボーナスチャンスになりそう。
来年の Zen6=Ryzen 10000 CPU シリーズは一説では最高 6GHz 動作とも言われていますし。順当に行けば既存の AM5 マザーと環境一式を流用出来ますし。Radeon の方もノリノリですしね。
いざ尋常に勝負あり

(文字数限界につき続く)
Commented by LGA774 at 2025-06-14 00:40
(続き)

後、Raptor Lake に絡む話なのですが、Core Ultra series 2 の下位の製品ラインとして、Bartlett Lake というコードネームの製品が組み込み向けの名目で LGA1700 に出されていて、これが Raptor Lake Refresh 2 とでも言うべき代物なのですが、これが色々と話題になってます。
一つは以前否定した全部 P-Core で 10 個以上というのが有りそうで、しかも組み込み限定ではなく一般向けにも今後市販されるかも知れない点。もう一つは Vmin Shift 問題です。
以前に話しました通り、自分は Vmin Shift 問題は Raptor Lake(Raptor Cove+Gracemont)というアーキテクチャでは無く製造プロセスの Intel 7 Ultra が原因という説を支持していて、これだけ騒ぎになった後にアフターケアに手が懸かる事が目に見えている Intel 7 Ultra の製品を更に追加で製造するか?(それも表向きには、より信頼性が求められる組み込み向けとされる製品ラインで)
そう思っています。
もしアーキテクチャ側の問題が原因であれば、アーキテクチャがほぼ同等とされる Alder Lake でも問題が起きていないとおかしいですし、逆に Core i5 の C0 stepping 品でも発生するのであれば Core i3 以下や第 12 世代 Core i シリーズ、更には同じアーキテクチャを使用している Xeon(Sapphire Rapids・Emerald Rapids)や Atom(Alder Lake-N)でも問題が発生していて然るべきですし。

(さらに続く)
Commented by LGA774 at 2025-06-14 06:53
(続き)

ちなみに Vmin Shift 問題はゲーミングノートや Xeon でも発生しているらしいのですが、Xeon については LGA1700 用のシングルプロセッサ向けエントリーモデルは全量が Intel 7 Ultra で確定らしい(Alder Lake ベースの Xeon は無い)一方で、マルチプロセッサ環境向けとして Emerald Rapids と言う Raptor Cove(Raptor Lake の P-Core のアーキテクチャ)を使った LGA4677 向けのハイエンドモデルが有って、こちらは Intel 7 で製造されているそうです。(Raptor Lake もどきの逆パターン)

Bartlett Lake の可能性としては、Emerald Rapids と同じく Intel 7 で製造しているから問題は発生しない説。或いはやっぱり Raptor Lake のリネーム品に過ぎず Intel 7 Ultra という説。後はウルトラ C で Granite Rapids で使っている Intel 3(7nm)で製造していると言う可能性ですが・・・流石に無いか。
Commented by dot3pso at 2025-06-14 09:57
>LGA774さま
Bartlett Lakeいいと思うんですけどね。なんといか、8コアだけでもいいと思ってる。要するにEコアに重い仕事割り振っちゃう可能性がいやだと。なんというかWindowsの設計自体がAndroidやiOSとは違うのだから。と。
もう少し頑張ってくれないとRyzenの価格も下がらないしね。
パンサーはデスクトップには来ないでしょうね。組み込みは結構ノートアーキ使うので期待してるようです。
ちなみに関係者の話によるとBartlett LakeのE(Embedded)は出ないと言ってました。そこら辺から予想できるストーリーで見てくしか・・・
Commented by LGA774 at 2025-06-18 18:48
贅沢な悩みですねぇ。
まあ、そういう懸念(実際 Lakefield の時には big.LITTLE に合わせた最適化がアーキテクチャの面でもソフトウェアの面でも不十分だったとされる)が有ったからこそ Alder Lake でのハードウェアスケジューラーの作り直しと Windows 11 のカーネルをそれに最適化させる事が必要になった訳ですし。
Android の方も最初から big.LITTLE に完全に対応していた訳では無く、それを導入した初期の製品(あの悪名高い野獣こと Snapdragon 810 辺りがそう)では重いプロセスに引っ張られて消費電力と発熱が当初の理想通りには下がらなかった結果として色々問題になりましたし。

big.LITTLE にそれ程までに信用が置けないのであれば素直に Ryzen なり Xeon なりを使えば良いと思います。(Core X や Threadripper は終わってしまいましたし)
まあ、Zen4 世代からは big.LITTLE もどきな構成も出て来てますけどね。(Zen4c は Zen4 をスケールダウンしただけの物で、かつて製造していた Bobcat 系統や Intel の Atom 系統の様な高効率に振り切ったアーキテクチャを使っている訳では無いらしい)

逆にそういう P-Core のみのメニーコア構成にニーズが有るのであればそういうニーズに特化したプラットフォームとして Core Extreme みたいな感じで復活するかも知れません。
Commented by dot3pso at 2025-06-18 21:15
>LGA774さま
そんな訳でAthron64からはずっとAMDなんですよ。
特にまあFXの残念さが、Ryzenで随分解消されたので悔いはないです。
まるで、秒速5cmからずーーと溜まってた鬱憤が君の名は。で晴々したように。

Intelは早く自社FABを軌道に乗せるのがいいかもですね。
Commented by LGA774 at 2025-06-20 19:39
おっと、Lakefield について補足する事が有りました。
Lakefield は元々 Surface Neo 向けとして出したカスタム SoC とされていて、その後に ThinkPad 等にも搭載された様ですが、後年の Alder Lake と違ってハードウェア的にもソフトウェア的にも実験的な要素がてんこ盛りだった事で色々と問題が有ったそうです。

・E-Core の Tremont(Atom 系アーキテクチャで、Alder Lake で使われた Gracemont の前世代)が Sandy Bridge 以降の拡張命令(AVX 系等)をほぼ実装しておらず、その為に P-Core の Sunny Cove では本来搭載されている筈のこれらの拡張が非サポートになっていた(要は Pentium・Celeron と同程度の拡張命令のサポートに留まった)

・ARM 系の big.LITTLE アーキテクチャと互換の API と ARM 版 Windows 10 のスケジューラーをほぼそのまま流用する形で対応した事で、ARM 系の big.LITTLE の制限(P-Core 最大 4 個+E-Core 最大 4 個・SMT の搭載は想定していない)を引きずる形となり、結果として Sunny Cove・Tremont が本来対応している筈のハイパースレッディングが有効化出来なくなった

・搭載製品向けの Windows 10 については専用設計の物を機能アップデートとして提供する必要が生じ、メンテナンスコストに跳ね返った(Surface Neo ではそうした様だが他社の製品ではどうだか・・・)

早い話、当時持ち合わせていた有り合わせの物をキメラの如く掛け合わせて作ったものの、それでは所詮不完全かつ汎用性を欠くハイブリッドでしか無かった上に ARM 系の big.LITTLE 方式と x86 との親和性にも問題が有ると分かって Alder Lake(と Windows 11)では何から何まで作り直す羽目になった、というオチです。
むしろ、x86 の為のより理想に近い形のハイブリッドをこの短期間で作り上げたインテルと M$ の功績ももう少し評価すべきかと思います。
Commented by dot3pso at 2025-06-20 23:32
>LGA774さま
Intelは構成からメニーコアがこれからもどんどん進むみたいですが、価格やTDPを下げる方向に行きそうにないのがね。FXの頃から8コアを使い倒してきてますが、自分の用途では8コアあれば十分でもうお腹いっぱいなんですよね。

AVX512はまあ噂ではエミュレーターとかで使いまくるらしいですが、今のところ必要を感じたことはないですかねポータブルだともしかするといいかもだけど、高くて用途からしても必要ないです。

という訳で、ノートでは実はルナーレイクが最もいいんではないかと思ってますが、あれ、終わりそうですね。しかも200V高いしなあ。いずれにしても買えません。
Commented by LGA774 at 2025-06-22 23:28
AVX512、取り扱いが難しくなって来ましたよね。
インテルとしては Xeon 以外では使って欲しく無さそう(Xeon と大体同じコアを使っている Core X は兎も角 Ice Lake・Tiger Lake・Rocket Lake は影が薄くて気付かれて無さそう)なんですけど、実態が疑似 AVX512 だった(ダブルポンプ方式での実装ですっごい遅い)Zen4 はともかく、Zen5 では遂にフル機能で AVX512 が実装されて、しかも一般向けの Ryzen でも使えるらしく、Xeon の専売特許と言う看板を引き摺り下ろされた形のインテルとしてはたまったものでは無いですね。

後、インテルのコンシューマー向け製品においてハイブリッドアーキテクチャを持ち込んでまでのメニーコア化への傾倒ですけど、AMD からのプレッシャーもさることながら、Ice Lake の時期には 10nm プロセスで 5GHz を実現出来るかどうかが見えて来ていなかった事への焦りも有るかと思います。実際この時期には 10nm は捨てて 7nm プロセスに社運を賭ける方針とも言われていた位ですから。
結果的には Tiger Lake の頃には改良に次ぐ改良で 10nm でもターボで何とか 5GHz には持って行ける目途が立ったものの、丁度同じ時期の Rocket Lake が Zen3 に(特にマルチ性能で)太刀打ち出来そうに無かった事も有り、これ迄の遅れを取り戻すにはなりふり構っていられなくなったと想像します。ただでさえ製造プロセスの面では競合他社に大きくリードされている中で同じ土俵で殴り合っても勝ち目は薄いと判断したのでしょう。
逆に 14nm とか 10nm とかが順調に進んでいたなら Kaby Lake とか Coffee Lake とか Lakefield とかは月光蝶・・・無かった事になっていた筈で、そうなれば Alder Lake・Raptor Lake も史実とは随分異なる物になっていたかも知れません。

余談ですが、Kaby Lake はカナダに有る湖だそうです。
紛らわしいですが米国内に有るのは Kirby Lake の模様。某著名アクションゲームのピンク玉は断じて関係無い・・・筈。
Commented by dot3pso at 2025-06-24 21:03
>LGA774さま
とりあえず、ここでの会話は終わりにしましょう。
長くなり過ぎました。
Commented by LGA774 at 2025-06-25 19:40
色々と引っ張ってしまって、長々と失礼致しました。
今メイン PC がそれどころでは無い惨状だってのに何やってんだって話ですね。

でも Kirby Lake については突っ込んで欲しかったなーって思ったり。(それを言うなら「大惨事大戦だ」の迷言で有名な某映画の将軍・・・ゲフンゲフン)
いいえこっちの事ですスマソ
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by dot3pso | 2022-07-10 17:08 | PC | Comments(19)

システムとハード設計が本職ですゲームと車はもう血肉。


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