読み終わりました。
ゆーくりゆーくり読んだので結構経っちゃいましたね。
伏見つかさ著
イラストかんざきひろ
ということで、終わっちゃいましたねー。加奈子編。
いやー楽しかったですよ。
でもまあ今までifシリーズは上下2巻だったのに1巻で完結でしたので
ちょっと短かったカナー。
少々ネタばれあるので、読んでない方は読んでから見てくださいね。
【感想:ネタばれあり】
加奈子好きなんですよ。
デザイン自体はそれ程好きって訳じゃないけど、なんつーか性格がイイ!
なんか話が合いそう。
基本的に加奈子は当て馬だったので(あやせの)ある意味パラメーターがぶっとんだ振り分けなんですが、ただちょっとおバカで察しがいいだけでなく『自分の気持ちに非常に素直』という性格付けがヨカッタ。なので期待してました。
今回はやはり主役級のヒロインたちをどうやって出し抜いていくのかというのがポイントかと思いますが、実際そこは強引に話を進めちゃって、えーって思っているうちに結婚してましたwただ、二人で喫茶店でラブラブしてる時に黒猫とあやせに見つかるシーンはすんごく笑いました。楽しかったよー。あのシーンと最初の方にあった妹もののエロゲが加奈子に見つかるシーンは楽しかったなあ。これゲームも面白そうだわ。PSPだから探せば売ってるかなあ。高そう。
で、メインストーリーである結婚に対する障害とそれを乗り越える過程ですが、正直そこはそうかなー?って思うところもあってもう一捻り欲しい所ではありましたが、それはなんといっても本編とか黒猫とかあやせのストーリーを知ってるからそう思うのかもしれませんね。やっぱ彼女たちのストーリーと比較するとぽっと出感がありますからねー。
というわけで感想も短めですが、これが最後になるかと思うと良いまとめだったのかなとも思いました。伏見先生お疲れさまでした。今までほぼ原作を読んできて、これ程ハマッたコンテンツはなかったし、楽しかったです。桐乃、黒猫やあやせ、沙織や加奈子、それぞれのキャラクタが今そこにいるかのようなリアリティを持ってて読んでいてたのしかったし、これ程存在感を感じたキャラクターはいなかったかなと思います。本編の小説ではアニメ化は無理かなあって思う終わり方だったし、それぞれのifについてもアニメ化はされないと思いますので、アニメ好きだった人達も是非原作を手にとって読んでいただけたらなーて思います。文章も大変読みやすく、感情の起伏もよくまあ文章だけでここまで表現されているなあって思うくらいよく出来てるので本が苦手という方でも楽しんでいただけると思います。最後はなんだかスタッフのような描き込みになってしまいましたが、もっともっと色々な人に読んでほしい!楽しんでほしいと思うからなのです。
桐乃、黒猫やあやせ、沙織や加奈子、主人公や真奈美、また何かの機会があれば是非会いに行きますよ。