【文庫・マンガ】メカ・サムライ・エンパイア   下巻           -2018.05.23-

BEMAに行くことになったマックの行方は・・・・
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ピーター・トライアス著
中原尚哉[訳]






さて。
まず上巻ではラノベ的展開が足りないと申しておりました。


すいません!!

下巻ではいきなりラノベ的なシーンばかりじゃないですかww
フルメタで言うと、上巻でミスリルが解体され、下巻で千鳥の護衛に学校へ行くみたいな?
んーまあ最後はドンパチ(ドンパチというより、ビシャドンドンボコボコブチッグシャ)ですがね。

メカによる大会とか、
パーティーとか
んもう大学生ですよ。普通の。
ま、でもそこはメカものですから、居合抜きとか殴り合いとか(どこがメカものwww)出てきます。
んーこの世界ではメカ戦といってもほぼ殴り合いですよ。
居合抜きもなあもうちょっと活躍して欲しかったなー。サムライなんだし。
武器もえぐそうなやつ結構出てきますが、文章で表現するのは難しいですね。
なんか、読んでて主人公がアクセルワールドの主人公とかぶってきたわけですが、
あれほど戦闘シーンは面白くなく(てかあんな調子で書いたら20冊になるなw)、
メカ対メカ戦はほぼ一瞬でかたがつくって感じでした。
まードイツのバイオメカは正直えぐいエヴァンゲリオンだし、100mとかイデオンかい!って巨体だし、
リヴァイアサン級は50mもあるのにローラーダッシュしちゃうし、
よくよく考えてみると絵図らがとんでもないことになりまさーね。
ロンギヌス攻撃とか、まあエヴァとドイツは確かにあいそうですな。

で、面白かったかというと、面白かったですよ。
でもいま一つもやもや感が拭えないそんな終わり方だったのですが(BEMA在籍中で終わったしね)
上巻の山崗大佐とか元帥とかそーゆー面白い部分はこれから続編でやってくとのことなので、
楽しみが増えたってことでしょうかねー
前回山崗大佐が大塚さんの声ってのも、まあ正直口が達者になったスネークみたいなもんだし
(そりゃスネークじゃないな)どうなるか。
グリセルダもこれまたさらに素子っぽくなっちゃうし。
最後の方に出てくる水陸両用のメカも気になりますな。

にしても今回のUSJの描写がものすごく、これほどまでに日本なのかなあ~って思わなくもないけど、
その細かな日本的な描写が少しも間違ってなくてもうビックリです。
あとがきを読むと色々と日本のスタッフや著名人が手伝ったようですね。そもそも訳ありきの原作だし、
日本先行発売ということも考えると納得。
アメリカという壮大な国に日本が息づいているのがすごく伝わった、そんな感想。
映像にすると面白そうではありますな。

最後に、上下巻全体を通して前回のUSJと比較すると、小説的な組み立ては少々弱い気がします。
前回はフィリップ・K・ディックと比較されてる(というか同じ手法的な展開だったからだと思う)んだけど、
今回はきっちりと新しい小説と言えるかもしれません。
その分方向性が随分とSFよりラノベ的な方向に向いたと思います。
まあ特に今回はサムライ・メカが主役なのでこれでいいのだ。
次回からはマクロスケールになる気もするので、今回物足りなかった人はピーター先生の次回作に期待!ということで。



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by dot3pso | 2018-05-24 00:07 | 文庫・マンガ | Trackback | Comments(0)

システムとハード設計が本職ですゲームと車はもう血肉。


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