【PC】Radeon Software Crimson ReLive Edition 16.12.1を入れてみた -2016.12.09-
2016年 12月 10日
自分にとって、一番変わったのは実はGPU Monitorを動かしているとファンが最大になるバグが治ってるっぽい所。今のところファンが最大に回りだす気配はないです。
あと、クリーンアンインストールが付いたのですが・・・・・あとで説明します。
【インストール編】
ではまずはRadeon Softwareのアップデート機能でアップデートを試みました。
失敗www
じゃあクリーンアンインストールだ!(ってこの項目だけ出てるのにアップデート失敗してる時点で・・・)
勿論失敗www
と、いうわけでいつものDDUにお世話になりました。
こいつあー必須だね。
そしてインストーラーからインストール。
無事成功! ReLiveが追加されてました。
【機能説明編】
①省電力機能
ゲーム設定のグローバル設定のグローバルWattManの一番下に追加されたChillです。
オンにすると、対応したゲームの設定に最低と最高フレームレートを設定する項目が出てきます。
ゲーム設定で”有効”って出ているものがそうみたい。
このフレームレートはあくまで目安らしいので厳密にそうなる訳じゃないみたい。
各サイトの記事だと100Wとか落ちるみたいだから是非使いたいですね。
②録画機能
ReLiveの録画機能をオンにすると裏で録画する機能が有効になります。
ポイントとしては、H265のHEVCが使えるってとこかな。
設定項目としてはNVIDIAのシャドウプレイと同じかなと思う。
ストリーミングはライブ配信用、オーバーレイは実況映像をワイプなどできるらしい。
まあADSLの我が家ではストリーミングは関係ないかな。
【ベンチマーク】
以前行ったベンチマークの一部をやってみた。
①3DMARK TIME SPY
3776⇒3946
なんだか結構伸びてるw
②3DMARK Fire Strike
8899⇒8987
これは各サイトであった結果に似てる・・・
③TOMB RAIDER
ウルトラ設定
最小70⇒34
最大126⇒70
平均93.3⇒52
うーん。なんか設定かなあ・・・・すごい下がってるんですけどw
ちなみにCillを有効にするとこんな感じ
見た目ではそれ程落ちた感じはしなかったのでいいかも。
④Raise of Tomb Raider
ウルトラ設定。DX12
山頂50.97⇒69.92
シリア40.20⇒51.90
地熱谷61.25⇒57.19
なんか上がってるんだか下がってるだか。安定してません。
ちなみに全ベンチマークに録画機能は有効になってました。
(録画自体は起動してない)
TIME SPYなんかが伸びてるのでDX12の対応がよくなったのかなと思いきや、Rise of the Tomb RaiderもDX12なのになんか落ちてるスコアもあるとかわからん。
TOMB RAIDERに至ってはすごい落ちてるんだよね。なんだろう。
今回のドライバーはバグが色々修正されたということで考えると入れる価値ありますね。
録画機能はWindows10にもあるしね。
あ、あと一時期話題になった互換性(PCI-Eの消費電力を75Wに押さえるやつ)とかいうスイッチなくなってました。結局バグだったのではないかと思います。
というか、いい加減アップデートやアンインストールを安定させてくれ!
今度のはなかなかいいかもですよ。
ようやく普通に使えるレベルになったかも。
またVP6だっけ、あれも良くなってるんやと。クロームで実感できるそうだがFirefoxはだめかのう。
いずれにしても今まであった不具合結構つぶしてるみたいです。
それが RX 480 搭載環境なのに消えたのは、例の“Chill”によって必要無くなったのか(でも現時点では“Chill”は極一部のゲームでしか使えない筈)、或いはデフォルト有効で無効化出来ない様にしたのか、これだけだと判断が付きかねますね。
まあ、どちらにしても当方の環境では現状 Crimson ReLive の新機能や改善の埒外で(GPU が R9 270X の為)、メリットほぼナッシングですけどね。
それにしても結構無茶しますねぇ、Radeon Software の上書きインストールとは。
伝統的に、GPU のドライバって上書きインストールすると問題が出易いと言われてるし、ましてや AMD は旧 Catalyst の時代からその傾向が強かったし。(少なくとも当方では GeForce を使っていた時代には経験が無かった現象だった)
ましてや、今回のバージョンではインストーラも零から作り直したらしいけど、それは要するに“初物”と云う意味でもあるし。
問題は、ここから完成度を上げていけるかどうかですよねぇ。
AMD のソフトウェアサポートの悪さは旧 Catalyst の時代から続く伝統ですからねぇ。相変わらず Vista 版は「なにそれおいしいの?」な態度だし、R9/R7 300 系以降は相も変わらず 32 ビット OS 非対応のままですし。
せっかく作りこんだ新機能だって、バグが放置されたまま見捨てられていく・・・何て事もいい加減終わらせてくれないものですかね。
噂ではアニバーサリーアップデート入れると、皆大好きFluidmotionが動かないらしいです。困ったものですよまったく。
ドライバーのアップデートは、今のWindowsの機能で、勝手にアップするのですよ。困ったものです。
ドライバのアップデート方法についてはWindows Updateのオプションに古いバージョンのドライバが出てきて??? 7だから設定で無視できるけど10は怖い。
んだんだ。今回のは完成度としてはようやく普通になった感ありますな。クリムゾンという名で出した事だし、これが完成形ってことですかね。
まあWindows10もドライバーのアップデートは設定できるはずなんだけど、なぜかある程度までアップするんだよなあ・・・訳わからん。
特に Anniversary(笑)Update の酷さは最早有料α版、もとい核魚雷とでも呼ぶべきか・・・。
M$ 純正のドライバ更新機能は無効にしないといろいろ問題が出るという事は良く知られているのに(Windows 7 の頃から無効化推奨だったが、Windows 10 では Intel ハード関係のドライバをα版のドライバで上書きされたとの報告も・・・)、 Anniversary(笑)Update 環境では逆にそうすると重大な不具合が発生するらしい。(9~10 月の累積的更新がそれまでに M$ が配信したドライバとの組み合わせでしか動作確認して無いらしく、BSOD になる等の不具合有り)
しかも更新後には追加のドライバが(ドライバの更新機能からでは無く)Windows Update の更新項目として降って来るものだから(外部のツールを使わないと全項目許可か全項目拒否しか出来ず、その拒否権さえも Home 版には無い)、拒否しても地獄、受け入れても地獄、結局地獄と言う六十四方塞がり。
その Anniversary(笑)Update が製品版として必要十分なものに改善されるのが先か、Creators Update によって月光蝶・・・無かった事にされるのが先か、或いは Creators Update も核魚雷か・・・。
どちらにしても、現状 Enterprise 版以外で Anniversary(笑)Update をまともに利用するのは不可能に近いですねぇ。(妥協出来て最低限 Pro 版、Home 版は論外を通り越して産廃同然)
こんなんだったら November Update の方がまだマシですよ。Pro 版以上なら十分に安定させられましたし・・・。(Home 版が論外な事は変わらないが)
そこで問題なのは、次のM/BとCPU入れ換えですよ。今は抜きましたが、次はアニバ入れないとハード入れ換えのライセンス認証が承認されませんからねえ・・・・アニバ入れると古井戸モーションも動かないらしく、まあその辺含めて様子見しないとどうしようもないですなあ。