【文庫・マンガ】エロマンガ先生 妹と世界で一番面白い小説 -2014.0518-
2014年 05月 18日
伏見つかさ著
イラスト:かんざきひろ
面白いってレベルじゃねーぞ!ごらぁ!!
まず本書を語る前にアキバBlogさん所のインタビューを!(1)はネタばれなしで(2)はネタばれありです。
「エロマンガ先生」コミカライズ&2巻発売記念!伏見つかさ先生&rin先生インタビュー
【コラム・ネタ・お知らせ】 「エロマンガ先生2 妹と世界で一番面白い小説」発売記念!伏見つかさ先生&かんざきひろ先生インタビュー後編
今回もすごくヨカッタ。
つか、伏見センセイはほんとうまいっすなあ。
この作品をちょっと分解してみると、
①出だしは1巻の壮絶なラブレター後の妹と主人公のふれあいでギャグ満載(かなり笑ったw)
②中盤は企画書作成のため、エロマンガ先生が暴走(エロすぎて笑ったw)
③最大の見せ場は、因縁のボスとの対決!(ワクワク、ニヤニヤした!)
④最後は俺妹の最後のようなふわっとする着地が見事!
つまり①最初は前の話覚えてる?って感じでこの世界に読者を引っ張り、しかも恥ずかし所をうまくついて、ニヤニヤしちゃう面白さを突きつけ、
②は走り出した登場人物が暴走をしまくり、エロさで爆笑を誘い
③の頃になるとすっかり本題のストーリーにどっぷり使っている自分に気がつき
④ですっかりスッキリしたエンディングを迎えるといった具合にできてます。
特に関心するのは、③なんですよ。
ここ、まあある程度本が好きな人ならムラマサセンパイがどうしてマサムネ先生の上位互換かわかったと思いますが、わかっててあそこ読むと、ニヤニヤが止まらないって訳ですよ。わかってないならハラハラして読めたと思います。こういう読む人を色々想定して、それぞれのレベルに沿った面白さを提供してくるあたりが伏見先生の本物さだとおもうんですよね。
ところで、「かわいい女の子を見たら、スカートの中のぱんつがどうしても見たくなるのは、イラストレーターならしょうがない。イラストレーターならみんなそう」
なんですが、いや・・・これ・・・・まじでやったら捕まりますから!!
あとがないですから!!
でも、かわいい女の子ってとこがポイントなんすよねえ。そこわかってもらえないんすよねえ。見たくない人だっているんすよねえ。なんつーか、かわいいかわいい汁が脳内に充満しちゃうんですよ(いや結構マジで)そうなると、この汁をどうやって皆にわかってもらえるんだろうってことになってイラストを書き始める訳です。いや大マジでw
自分中の人は男なのでこんなこといいませんが、でもみたいって思うし、見て色々スケッチしたいって確かにおもうおもうwなんとかしてーこれーw
しかし、しかしだ。
目隠しして手を縛ったJCのぱんつをずり下げるとか
羨ましいな!オィ!!wwwww
あと、ぱんつの筋とかいうなwwwww女の子がwww
ハァハァ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
それと。
今回、自分が書いた小説は100点で、自分が面白いとおもう小説は100万点。
ですが、これって最初、
自分が想像したものは自分の想像を超えない
から100点かと思ったんだけど、自分のイラストに当てはめてみると違うなと。
たとえば自分がイラストを描いてる時は、そりゃーもう萌えもえキュンキュンな訳ですよ。そうじゃなきゃ描けないですよあんなめんどくさいの。
つまり描いてる時は着地点が見えてる訳じゃない。もっと、もっとと試行錯誤して描いてる訳です。
出来上がってもうやることがない。全部やりつくしたという意味で100点満点なんですよね。
だが、人の作ったもので面白いものって違う。
自分が目指すものじゃないのにそこに最高なものを感じている
ということなんです。
つまり自分では普通かけないから100万点なんです。
いや、書けないんではなくて、
書いたら、その時はそれが100点になっちゃう。
つまりそういうことですよね。
自分が自分のために書いても書いても100万点小説なんて書けはしないと。
まあ、これは私の持論ですがね。
イラストレーターも芸術家も小説家もかき上げたらそれはもう100万点じゃないから満足できない。
そういうことかなっておもいます。
というわけで、
本作はコミカライズ?何それおいしいの?
アニメ化?はっ?楽しい?
って相変わらずぶっ飛んで書いてらっしゃるので、間違いなくアニメ化決定ですな。
と、なると、今回もアニメ化企画の皆さん頑張ってくださいwww
いきなりJCのスカートたくしあげぱんつとか、ぱんつずり下げとか、裸でピアノ演奏とかww
何題いっぱいですね!!w
あ、あと、